大切な理念を持つ赤十字

赤十字って何?医療INFO 赤十字と赤十字病院について詳しくご説明します

赤十字について詳しくなろう!

赤十字について詳しくなろう!

赤十字は世界共通理念を元に様々な活動を世界各国で行っております。ここ近年、紛争や大災害等が毎日のように報道されていますが、そこには必ず赤十字の活動があります。歴史にもあるように赤十字誕生もまた、紛争の中から生まれていて人命を一番と考える思いや、人命になんら差別はないという思いは看護師の私も特に共感する部分であります。報道でしか知らない赤十字ではなく、赤十字の始まりから現在までを知る事で興味関心を持てると考えています。

赤十字は世界最大の人道機関

赤十字は世界最大の人道機関

赤十字はなぜ世界規模の人道機関であるかを知るには、赤十字の歴史から見てみると納得がいくはずです。今ではジュネーブ条約によって戦争のルールや負傷兵の取り扱いが決まっていてそれに反する事はジュネーブ条約締結国では許されない事になっていますので、現在の世界ルールと言っても過言ではないようです。ここでは、戦場で何万人ともなる負傷兵が満足な手当も受けられず苦しむ姿をみた赤十字の創立者、アンリー・デュナンがどのような形で条約を定め、赤十字を作り上げて行ったのかを見てみましょう。
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日本赤十字社について

日本赤十字社について

日本の赤十字社もまた戦争によって負傷した兵士を救護した団体、博愛社から始まります。日本赤十字社の前身となる博愛社は設立までに多くの困難がありました。当時の日本では世界での赤十字の存在は知っていても受け入れが厳しく、博愛社創立者となる佐野常民(さの つねたみ)は嘆願を繰り返した後に思い切った行動に出ていきます。その事でようやく設立を果たし、今日の日本赤十字社があるのです。ここでは日本赤十字社の歴史から現在の活動、赤十字マークに秘められた意味とルールを説明しています。
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創立者アンリー・デュナンについて

創立者アンリー・デュナンについて

赤十字の創立者、アンリー・デュナンは初のノーベル平和賞の受賞者でもあります。人道的主義者と呼ばれたデュナンは友人と立ち上げた「5人委員会」では後の国際委員会(ICRC)の先駆けとなり、初の国際会議を開催する等、功績をあげていました。しかし、その先は波乱と失望に満ちたものでした。ディナンはその後、事実上追放されてしまいますが、全てがディナンを見捨ててはいなかったようです。ここでは波乱万丈とも言えるアンリー・デュナンの生誕からノーベル平和賞受賞までの道のりを紹介します。
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血液事業について

血液事業について

赤十字の事業活動の中には皆さんが良く知っている献血、いわば血液事業があります。献血は国民の善意により血液を集め、それを血液センターに集約、血液検査、適切な保存をして医療機機関を通して血液を必要とする患者さんへ365日提供されます。赤十字の事業は全ての人々に貢献する事ですが、特にこの血液事業は重要です。日々たゆまず全国民に協力を呼びかけて、血液を集め続けて行かなければ成り立たない事業だからです。血液を必要とする人と場所に、安全な血液を必要なだけ届けるために献血の呼びかけを継続しているのです。
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